クラウドサービスを完全にローカルエリアとして扱うことはできますか?
質問クラウドサービスを完全にローカルエリアとして扱うことはできますか? 解答結論から言うと、「技術的にはかなりローカルに近づけることはできるが、“完全に”ローカルと同一にはできない」です。なぜかを順番に整理します。まず「ローカルエリアとして扱う」とは何を意味するか?人によって意味が違います。主に次のどれでしょうか?社内IPのように見せたいインターネットを通らず閉域にしたいレイテンシをLAN並みにしたい同一セグメントのようにブロードキャストしたいセキュリティ境界を社内扱いにしたい実はここがポイントです。目的によって「できる/できない」が変わります。できること1. IP的に“社内っぽく”する可能です。拠点間VPN専用線接続ルーティング統合すると:社内 10.0.0.0/16クラウド 10.1.0.0/16のように、単なる別サブネット扱いになります。この意味ではかなりローカル化可能です。2. インターネットを経由しない可能です。専用線閉域網プライベート接続これで「パブリックインターネットを通らない」構成は作れます。3. DNS・認証を統合する可能です。社内AD連携内部DNS統合同一ID基盤これで利用者体験はほぼローカルになります。できない(または限界がある)こと1. 物理的に同じLANにするクラウドは物理的に遠いです。レイテンシは必ず増えるジッターも増えるLANの1ms以下には普通なりません。2. L2(ブロードキャスト前提)で完全統合理論上はL2延伸できますが、トラブル時の影響範囲が爆増ループ事…
