ボリュームゲートウェイ(保管型)ってオンプレに全データ保存するそうですが、容量やばくならないの?

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質問

ボリュームゲートウェイ(保管型)ってオンプレに全データ保存するそうですが、容量やばくならないの?


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解答

はい、そこはまさに保管型(Stored Volume)のトレードオフです。
結論から言うと:

「オンプレに全量置くので、普通に容量は必要です」

です。


まず保管型Volume Gatewayとは

AWS Storage Gateway の Stored Volume は:

  • オンプレ側に全データ保持

  • AWS側にはバックアップコピー(EBS Snapshot形式)

を持つ構成です。

つまり主データはオンプレ。


なぜそんな設計にするの?

目的は:

ローカル性能確保

オンプレに全部あるので:

  • 低遅延

  • 高速アクセス

ができる。

工場や既存システムとの相性がいい。


AWSへバックアップ

同時に:

  • Snapshot

  • DR

  • 長期保存

をAWS側でやれる。


なので容量は本当に必要

例えば:

50TB使うなら、
オンプレにも50TB必要。

しかも:

  • RAID

  • 冗長化

  • スナップショット余裕

を考えるとさらに必要。


「じゃあ意味なくない?」

ここが重要。

Stored Volume は:

「クラウドへ完全移行できない既存環境」

向けです。

つまり:

  • レイテンシ厳しい

  • 既存アプリ変更困難

  • ローカルI/O必須

みたいな環境。


逆にキャッシュ型がある

ここで対になるのが:

Cached Volume

です。

こちらは:

  • 主データ → S3側

  • よく使う部分だけローカルキャッシュ

になります。

つまり:

Stored:オンプレ主 + AWSバックアップCached:AWS主 + オンプレキャッシュ

です。


なぜStoredが今も使われる?

実際まだ多いです。

例えば:

  • 工場設備

  • 医療機器

  • 古いDB

  • 映像編集

  • ローカルI/O重視

など。

クラウド往復だと遅い。


ただし最近は減り気味

今は:

  • Direct Connect高速化

  • Outposts

  • FSx

  • EFS

  • ハイブリッド改善

などで、
完全Storedにこだわるケースは減っています。


実務での注意点

キャッシュディスクとは別

Stored Volumeでも:

  • upload buffer

  • cache

用ディスクが必要。


Snapshotコスト

AWS側にも:

  • Snapshot保存

  • 転送料

が発生。


回線帯域

初回同期が重い。


まとめ

Stored Volume Gateway は:

「オンプレに全データを持ちつつ、AWSへバックアップする仕組み」

なので、
オンプレ容量は普通に必要です。

その代わり:

  • ローカル高速アクセス

  • 既存システム互換

  • DR

を得られる。

つまり:

「クラウド化というより、“オンプレをAWSへ延長する”設計」

に近いです。



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