結構違います。
「VPN」という同じ単語が付いていますが、思想・得意分野・運用モデルが別物です。
まず一言で
用途がズレています。
何が一番違うか(核心)
接続モデルが決定的に違います。
SSL VPN:ハブ&スポーク型
[User PC] | SSL |[VPN装置] |[社内NW]
中央のVPN装置が要
人がログイン/ログアウトする
境界型セキュリティの発想
メッシュVPN:フルメッシュ/部分メッシュ
[Node A]───[Node B] │ ╲ │ │ ╲ │[Node C]───[Node D]
ノード同士が直接暗号化通信
中央装置に依存しない
常時接続が前提
認証・信頼モデルの違い
SSL VPN
「誰が入ってきたか」が主眼。
メッシュVPN
「どのノードか」が主眼。
どこで使うものか
SSL VPNが向く場面
テレワーク
外注・一時利用者
社内システムへのリモートアクセス
不特定端末が混じる環境
メッシュVPNが向く場面
拠点間接続
マルチクラウド
サービス間通信
サーバ同士の内部通信
運用の違い(地味に重要)
SSL VPN
利用者対応が多い
(PW忘れ、端末トラブル)
VPN装置がボトルネック
スケールに限界
メッシュVPN
ノード追加=鍵配布
人の運用が少ない
自動化と相性がいい
セキュリティ思想の違い
SSL VPN
「中に入ったら社内」
境界防御モデル
VPN装置が城門
メッシュVPN
「中でも信用しない」
ゼロトラスト寄り
ノード単位で制御
併用されることはある?
あります。むしろ普通です。
人 → 社内
→ SSL VPN
社内サービス間
→ メッシュVPN
役割が違うので、競合しません。
違いを一表で
| 観点 | SSL VPN | メッシュVPN |
|---|
| 主対象 | 人 | ノード |
| 接続 | 都度 | 常時 |
| 構成 | 中央集約 | 分散 |
| 認証 | ユーザー | ノード |
| スケール | 苦手 | 得意 |
| 思想 | 境界型 | ゼロトラスト寄り |
「どれくらい違うか」を一言で
SSL VPNは
「玄関に鍵をかける」
メッシュVPNは
「部屋ごとに鍵をかける」
同じ「鍵」でも、設計思想が違います。
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