Linuxでは「ゴミ箱」は Windowsのような単一フォルダとして見えることもありますが、
実体は Freedesktop.orgの仕様に基づく隠しディレクトリです。
環境別に整理します。
1. 基本(多くのLinux環境で共通)
ユーザーごとのゴミ箱
~/.local/share/Trash/
中身は次のように分かれています。
~/.local/share/Trash/├── files/ ← 削除された実ファイル└── info/ ← 元の場所・削除日時などのメタ情報
2. ファイルマネージャからの削除の場合
以下を使った場合:
GNOME Files(旧 Nautilus)
KDE Dolphin
Thunar など
👉 自動的に上記のゴミ箱へ移動します。
3. パーティション・外部メディアの場合
別のディスクやUSBでは、
/mnt/ディスク名/.Trash-UID/
例(UIDが1000の場合):
/mnt/usb/.Trash-1000/
理由:
パーミッション問題を避けるため
ユーザーID単位で管理
4. CLI(rm)との違いに注意
rm コマンド
rm file.txt
ゴミ箱を使うCLIツール
gio trash file.txt
または
trash-put file.txt
これらはGUIと同じゴミ箱に入ります。
5. デスクトップ環境別の見え方
GNOME
「ゴミ箱」は仮想ビュー
実体は ~/.local/share/Trash
KDE Plasma
6. ゴミ箱を空にする方法
GUI
CLI
rm -rf ~/.local/share/Trash/files/*rm -rf ~/.local/share/Trash/info/*
※ 注意:完全削除です
7. まとめ(要点)
一言で
Linuxのゴミ箱は
「隠しフォルダとして実在する」
という設計です。
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