PaasとSaas、サーバーレスアプリケーションはどう違いますか?

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質問

PaasとSaas、サーバーレスアプリケーションはどう違いますか?


解答

以下は、PaaS・SaaS・サーバーレスの「役割の違い」と「開発者視点の違い」をできるだけシンプルにまとめた説明です。


【まず結論】

  • SaaS:完成したアプリケーションをそのまま使う

  • PaaS:アプリを作るための基盤を提供してくれる

  • サーバーレス:アプリの実行部分だけ実行時に提供してくれる(インフラ管理を極限まで省いた実行環境)


【SaaS(Software as a Service)】
■ 何を提供する?
すでに完成しているアプリケーション。

■ 例
メールサービス、ドキュメント編集サービスなど
(あなたは画面を開いて使うだけ。アプリは全部クラウド上で動いている。)

■ 開発者の仕事
ほぼ無い。自分でアプリを作る必要がない。

■ 特徴

  • 使うだけ

  • カスタマイズ性は低い

  • メンテナンス不要


【PaaS(Platform as a Service)】
■ 何を提供する?
アプリを動かすプラットフォーム(基盤)
例:Webアプリケーションをデプロイすると動く環境一式(OS・ランタイム・DBなど)

■ 開発者の仕事

  • コードを書く

  • PaaSのプラットフォームにデプロイする

  • OS管理やサーバーパッチなどは不要

■ 特徴

  • アプリ開発は必要

  • サーバー構成を気にせずデプロイできる

  • スケールもある程度自動


【サーバーレス(Serverless)】
※代表例:FaaS(AWS Lambda など)

■ 何を提供する?
コードを動かす“瞬間”だけ実行環境を自動で提供
サーバーはあるが、ユーザーが意識しなくてよい。

■ 開発者の仕事

  • 関数や小さな処理単位のコードを書く

  • トリガー(API、イベント)に紐づけて動かす

■ 特徴

  • サーバーの準備・常時稼働が不要

  • トラフィックに応じて自動でスケール

  • 料金は「実行した分だけ」発生

  • 常時稼働が必要な大規模Webサービスには向かない場合もある


【3つの違いを一言で比較すると】

種類ユーザーがやることどこまでクラウド任せか主な用途
SaaS使うだけアプリまで全部任せる既成サービス利用
PaaSコードを書き、デプロイするOS・インフラ管理を任せるWebアプリ運用
サーバーレス関数(小さな処理)のコードを書く実行環境の全て任せる小規模API、イベント駆動

【開発者視点のイメージ】

  • SaaS:料理済みのお弁当を食べる

  • PaaS:調理器具とキッチンが用意されていて、料理だけする

  • サーバーレス:材料を入れたら自動で料理してくれる装置に投げる





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