質問
システムにおけるホスト系とオープン系は、つまりなんですか? |
解答
いい質問です。 「ホスト系」と「オープン系」という言葉は、特に日本の情報システム分野でよく使われる区分です。 ざっくりいうと 「メインフレーム中心か、オープンアーキテクチャ中心か」 の違いです。 1. ホスト系 * 意味 * 企業の基幹システムを「メインフレーム(大型汎用機)」上で稼働させる形態。 * 古くからある「ホストコンピュータ」にユーザー端末をぶら下げて集中処理するイメージ。 * 特徴 * 高い信頼性・安定性(数十年止まらない稼働もある)。 * 一元的に管理されるのでセキュリティが強固。 * 大規模トランザクション処理に強い(金融機関・保険・行政などで利用)。 * 独自OSや専用ハードに依存することが多い。 * デメリット * ハードやソフトがベンダー依存(IBM、富士通、日立など)。 * コストが高い。 * 柔軟性が低く、外部システムや新技術とつなぎにくい。 2. オープン系 * 意味 * UNIX系サーバやPCサーバ、Linux/Windowsサーバなど「オープンアーキテクチャ」上で動くシステム。 * 汎用的なハードウェアと標準的なソフトウェアを利用。 * 特徴 * 低コストで導入しやすい。 * ハードやOSが標準化されているので、他システムと連携しやすい。 * クラウドや分散処理にも適応しやすい。 * ベンダーロックインが比較的少ない。 * デメリット * ホスト系に比べると信頼性・堅牢性で劣ることがある(ただし最近は改善)。 * 分散環境では管理が複雑になりやすい。 3. まとめ(つまり) * ホスト系 = 「メインフレームで集中処理する閉じた世界の基幹システム」 * オープン系 = 「標準化されたオープンな技術(UNIX/Linux/Windowsサーバ等)で作るシステム」 |
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