質問
NICのブリッジ設定とデータリンク層のブリッジは同じものですか? |
解答
良い質問です。 結論から言うと、同じ「ブリッジ」という言葉を使いますが、文脈が少し違います。 1. データリンク層のブリッジ(OSI参照モデルの概念) * **OSIモデルの第2層(データリンク層)**で動作するネットワーク機器(いわゆるレイヤ2ブリッジ)。 * 役割:フレームのMACアドレスを見て、どのポートに転送するかを決定する。 * 現代ではスイッチとほぼ同義。 2. NICのブリッジ設定(OSや仮想化環境の機能) * OS(Linux, Windowsなど)で複数のNICを「ブリッジ」としてまとめ、仮想的に1つのL2ブリッジ機能を提供する設定。 * 例: * Linux の `brctl addbr br0` で NIC をブリッジ化。 * Windows の「ネットワークブリッジ」設定。 * KVMやVMwareでゲストOSに外部LANを透過的に接続するための仮想ブリッジ。 * この場合の「ブリッジ」は、OS内で動作するソフトウェア的なデータリンク層ブリッジ。 3. 両者の関係 * データリンク層で動作する点は同じ。 * 違いは: * ネットワーク機器(スイッチなど)=専用ハードウェアで動作するブリッジ。 * NICブリッジ設定=OSカーネルや仮想化ソフトで実現するソフトウェアブリッジ。 つまり、原理は同じ(L2ブリッジ)だけれど、実装場所が違うという理解が正確です。 |
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